
あなたは記事を書きたいと思ったらまず何をしますか?
記事を書き始めようと思ってもなかなか難しいですよね。
とりあえず書いてみることは、とても大切なことです。
しかし、記事の構成を作る方法を知っていると、よりスムーズに記事を書けるようになります。
いくつか方法がありますが、使いやすい方法を例を挙げて紹介して行きたいと思います。
記事の書き方の構成はIPREPで書く
記事の書き方で読みやすい文章の構成は、IPREP(アイプレップ)といわれるものです。
IPREPという言葉をご存じでしょうか?
IPREPとは、よく知られている文章展開の一つです。
IPREPっってなに?
IPREPは、”IntrestingのI“ “PointのP” ReasonのR” ”ExampleのE” “PointのP”の頭文字をとった言葉です。
I:Intresting(興味付け)
見てみたいと思わせる導入部分です。
P:Point(要点)
結論や主張を述べていきます。
R:Reason(理由)
主張に対する理由を述べていきます。
E:Example(事例・根拠)
その理由に対する事例や根拠をあげていきます。
P:Point(要点)
主張の再確認をします。
IPREPで文章を作ってみよう
誰もが気になるダイエットの話を例にします。
たった数日の食べ過ぎに焦らなくてもいい。
I:興味付け
あなたは年末年始やイベントで、食べ過ぎてしまった後に増えた体重を見ると、焦ることはありませんか?
P:要点
増えた体重を戻そうと必死にファスティングや激しい運動をおこなう必要はありません。
いつも通りの生活に戻しましょう。
R:理由
なぜならば増えた体重はむくみや便だからです。
そして人間は体の状態を一定に保つ働きをします。
これをホメオスタシスといいます。
一度に多くのカロリーを摂取しても体重を一定の数値に戻すようにホメオスタシスが働きます。
E:事例・根拠
外食やイベントの食事は味付けが濃く、塩分が多いため体に水分をため込みやすいと言われています。
水分をため込むということは体がむくむということです。むくみがあると体重は増加します。
また、普段と違う食事をとり便が出ないと体重は増加します。
脂肪1㎏増えるのに必要なカロリーは7200カロリーと言われています。
成人女性の基礎代謝は、1200カロリーほどです。
食べ物を消化するために内臓が働くと、エネルギーを使います。
これをDIT(食事誘発性熱産生)といいます。
もし、仮に基礎代謝1200カロリーを加味して1200カロリー+7200カロリー以上摂取したとしても、簡単に脂肪が1㎏増えることは難しいでしょう。
P:要点
このような理由から、イベントなどで食べ過ぎてしまった後に体重が増えてしまっても焦る必要はないということがわかります。
生活を普段通りに戻せばむくみも減り体重は元に戻ります。
いかがでしょうか?
IPREPを意識すると読みやすい文章を作ることが出来ていませんか?
昔習った「起承転結」あの書き方はどうなの?
あなたは小学生の時に、起承転結という書き方を習ったのを覚えていますか?
起承転結とは話が4つの分類で配分されている書き方です。
起:話の始まり(現在の状況)
承:話が動き出し、話が進んでいく
転:話の流れが変わる出来事が起こる
結:話の締めくくり
ももたろうのお話は起承転結になります。
起:おばあさんが拾ってきた桃から桃太郎が生まれる
承:すくすく育ち立派になった桃太郎が鬼退治に行く
転:鬼が島に向かう途中サル、キジ、イヌに出会う
結:鬼を退治する
ここでの一番の見せ場は鬼退治ですね。
先ほど述べたように起承転結は見せ場が最後になります。
見せ場を最後に持ってくることは物語では多くあります。
起承転結の文章は、WEBライティングではあまり使われません。
なぜ起承転結が読まれないのでしょうか?
起承転結の記事では、結論が最後になります。
しかし、読者さんは自分が求めている情報をいち早く手に入れたいと思っています。
主張を最後にしてしまうと、読者さんは最後まで読まないとほしい情報が得られません。
これでは忙しい読者さんには、あまり読まれません。
読まれる記事にするには?
読者さんが求めている情報の結論を、先に述べる構成にすると良いでしょう。
そしてその主張の理由を延べ、その後説明や根拠を述べていきます。
そして最後にもう一度主張を述べると読みやすい文章になります。
まとめ
初心者にとっては、読みやすい文章をどうやって作ればいいか迷うところでしょう。
しかし、このIPREPの法則を知っていると記事も書きやすくなってきます。
WEBライティングでは、起承転結の方法は使わず、結論を先に述べるIPREP法がよく使われています。
あなたが興味のあることや、あなたの得意なことについて記事を書くときは、IPREPを使って文章を書いてみてはいかがでしょうか?
無資格無スキルが悲しくなり、ライタースクールに申し込む。スクールで書くことの楽しさに目覚める。毎日楽しく前向きにをモットーに暮らす34歳の主婦。